天空率比較一覧および差分一覧
区分区域ごとに天空率の差分が最小の算定位置における半径 10cm の天空図作成と作図根拠を示す r*cosθ(仰角)の提示
天空率の計算根拠は半径 10cm の天空図から天空率を算出
建物面積は天頂から建物幅で決定される扇方の全面積から天頂側から建物に接する位置までを三斜求積した面積を差し引きし算出
天空率は三斜求積で求めた面積を元にパーセント表示
その際、計画建築物の天空率が高さ制限適合建築物の天空率を 0.02% 以上、上回ることが要求されます。
提出資料として、天空図一覧表のほか、すべての天空図において天空図を構成する建物ブロックの座標を提出します。
天空率は上記で記述したように、扇型の面積から三斜求積した面積を差し引きして建物面積を求め、計算されます。
作図上の安全処理を、行って算出された天空率を元に差し引きし計画建築物の天空率が 0.02% を上回ることが要求されます。
したがってコンピュータ処理では、三斜求積図における安全作図を考慮すると、作図上の安全率 0.02% に必要差分 0.02% を加算し、実質 0.04% 以上の安全率が必要
さらに、小数点 3 桁目以下の数値の丸め処理に配慮すると、さらに 0.01% 加算し 0.05% の余裕を見込まなければならないことになります。
作図上の安全処理とは、コンピュータ処理した天空率と比較し、下記の条件を満たすことが要求されます。
三斜求積図を作図上の安全処理 0.02% に限りなく近く作図することは、本来可能な建物規模を確保するためには重要な作業となります。