天空率を極めるならコミュニケーションシステム - コミュニケーションシステム建築企画設計CAD TP-PLANNER

建築企画CAD TP-PLANNER

Solution
３：設計事務所既存CADシステムとの連動でオリジナルなTP-PLANNERを構築。傾斜地、既存不適格事案の逆日影など他に類をみない豊富なソリューション。設計スタッフは7人。従来は設計G業務を汎用CADのJWCADとAUTOCADで処理、日影規制はJWCADで処理していた典型的な設計事務所の事例です。平成15年からの法改正で天空率の対応の為、TP-PLANNERを導入しました。TP-PLANNERを選択した大きな理由としては、①入角を含む複雑な敷地形状の適合領域が法解釈を的確に行い、自動作成される②煩雑な三斜求積を含めた申請図が短時間で作成される③JWW、AUTOCADデータの敷地、建物データがそのままTP-PLANNERデータに変換され、解析結果もまたそのままJWW,DWGで作図可能なこと。（AUTOCADの場合は3次元ポリラインから建物変換）現在では、、「TP-MENU」「逆日影エンジン」「天空図オプション（天空率）」「日影エンジン」の構成で各１式をネットワークライセンスで利用しています。この設計事務所の倍、プラン入れは従来の汎用CADを利用し、天空率、日影の解析処理でTP-PLANNERを使用します。また、TP-PLANNERはネットワークライセンスでの使用が追加料金無しで行える為、各人のPCで交互にTP-PLANNERを起動して使用しているのも特徴です。さらに敷地内高低差を含む複雑な敷地案件が発生したため、急遽「平均地盤オプション」を導入しました。その際も電話で発注し、数分後にメールでパスワードが発行されたことから、その日のうちに傾斜地盤を処理し、デベロッパーに持ち込むことができたそうです。

４：ゼネコン TP-PLANNERは建築CAD最上流の位置付けで３D：建築コスト、実施CADとの連動、全社CADソフトをコントロール。建築設計を川の流れに例えると、企画設計は最も川上、最上流のソフトといえます。その最上流のソフトをTP-PLANNERで使用することをトップが決断したあるゼネコンの事例です。時節柄、経費節約の為、東京本社設計部のPCをサーバーに設定し（通常PCで可、元々TCP/IPでWAN構築されていたため、その費用は不要でした）、「日影VALUE」「逆日影VALUE」10ライセンス、「プランニングエンジン」6式、「作図エンジン」3式を導入。全国の設計者が利用したい時に各人のPCを起動して使用するシステム構成としました。利用状況も東京本社で把握可能なので、利用の多いライセンスのみを追加導入する方針で、今年は天空率の利用が多い為、「逆日影エンジン」と「天空図オプション（天空率）」を追加しました。このゼネコンでは企画設計に重点を起き、TPと連動したオリジナルな面積表を作成、さらに積算部ではTP-PLANNERと連動するコストナビ（建築ソフト）を利用しています。これにより、企画図から短時間で内訳表も含めた見積書が作成されるようになり、営業的にも大きく貢献しています。実施設計の場合、TP-PLANNERの部材、建具データをそのままコンバートするARC-CAD（グラフィソフト）を利用しています。これは、TP-PLANNERが解析のみならず、3次元の建築部材データが単線プランニングから短時間で作成されるため、他の設計、積算のエキスパートシステムとの連動で入力部分が省力化されて効果が倍増する典型的な事例といえます。

BACK　　NEXT